痛む箇所は悪くない

まず、ほとんどの方が勘違いされていることです。


痛む箇所が悪くなってるのが原因だと。


ここでいう悪くなっている箇所とはいわゆる、歪んでる、固まって滞っている、と認識されています。


なので施術で痛む箇所に触れないでいると、痛む箇所を必死に伝えてこられる方が多いです。


そこじゃない、痛む箇所をやってくれ!って。


言われなくてもわかってるんですが…笑

ここでしっかりと認識してほしいことがあります。


痛む箇所は被害者。

加害者は別の箇所。



加害者をなんとかしなければ被害者は救われません。



痛む箇所を徹底的にほぐして痛みをとっても、それはひと時のまやかしです。


再び痛みはやってきます。


ひと時の誤魔化しはしたくないと思ってるので、僕は僕が見立てる加害者を探してアプローチします。


加害者が複数の場合はボスからやっつけます。


なので施術直後に痛みがゼロになることはあまりありません。


施術を重ねたり、自身を変えていく、体が喜ぶことをしていき、時間をかけて回復していくのが本当の解決になります。



痛む箇所に対してケアする西洋医学や保険診療の考え方、やり方は世にあるイジメ問題に似てます。


被害者をケアすることに焦点し、加害者を変えることはしないこと。


表面上の対処療法が一番タチが悪いです。


被害者を見世物にして更に追い討ちをかける、加害者を放っておき場合によって保護する。


加害者が調子に乗って被害者が増えるので、体のいたるところが悪化する。


そんな導き手にならないようにしなきゃ。

今日はふとそう思いました。

前を向けない

「首が落ちて、前を向けない」

背中が屈曲し、顔が完全に下を向いてる方の言葉でした。


常に下を向いてお仕事を続けてこられ数十年、最近になって急に首が固まってきたと言われました。


おそらくずっと前から前兆はあったのでしょうが、休めば治る、疲れが溜まってるだけだと認識されていたのでしょう。


この様な方に全身弛緩術を施すと大変なことになります。

特に年配の方、子どもは気をつけなきゃいけません。


筋肉は適度な「弛緩と緊張」のバランスでないと自律神経の乱れにつながります。


伸び切ったゴム状態の筋肉、圧迫から骨みたいに硬くなっている筋肉、それらを見分けて施術しないと危ないんです。


伸びきってるものを縮める、縮んでるものを伸ばす。

シンプルなやり方ですが、効果は絶大ですね。


ある程度首が安定してくると後は力の伝達を体に思い出してもらう調整に移行します。


・下脚と腹部をつなげる
・腹部と上肢をつなげる
・下脚と臀部と上肢をつなげる


ここまでたどり着くと、多部位の症状もほぼ消えますね。


この「つなげる」って調整はマニア向けで一般ウケしないのが問題です。

なんとか一般ウケさせるように、それをいろんな方に伝えていかなくちゃなーって思ってます。

春までに仕上げなきゃな。

へバーデン結節

へバーデン結節とは指の第一関節が変形して曲がってしまう疾患です。

原因不明と言われており、現状維持を目指した治療方針らしいです。

主に痛み止めの薬で痛みを緩和させ、テーピングやサポーターで患部を保護しながら日常生活を続けることが一般的です。


このへバーデン結節ですが、実は整体でなんとかなることを知らない人が多いです。

へバーデン結節もちで腰痛や五十肩の症状をなんとかしたいと来院された方たちは、へバーデンはもう諦めてるって言われます。


へバーデンより腰や肩をなんとかしてって言われるんですが、実はへバーデンの原因ってとても単純なんですよ。


老廃物が指の第一関節に溜まってるんです。

それを流す施術をし、関節の滑り転がり運動を潤滑にする凹凸の原理を施すと改善に向かいます。


患部の他に施術する箇所は肩や肘にあるポイントの三箇所くらい。

この三箇所あるポイントが流れを塞き止めてるって感じですね。


身体の原理・原則から考えると、原因不明と言われる症状でもなんとかなるもんだなーって思います。


でも今のやり方が完璧な正解とは思ってないので、もっと勉強が必要です。


いつも僕の勉強に体を預けて付き合ってもらってる常連さんには感謝しかありません。

いつもありがとうございます。

歩くと歪みが整う

定期的に来院されるお客さんで、いつも右半身の不調を訴えて来られる方がおられます。


施術後は楽になられるんですが、ちょっと訳あって、なかなかいい状態が長続きできない状態でした。


今回その方が来院され、話を聞くと右半身の不調がないと言われました。


身体を診ていくと、確かに右半身の膨張がない、歪みも許容範囲内、体液もスムーズに循環してました。


何かありましたか?って聞くと、毎日1時間ほど散歩を始めたと言われました。

以前から、散歩すると身体が変わりますよーっておすすめしていたんですが、これほど変わるとは…。


歩く、走る、という行為は体の歪みを整えてくれます。

むくみも解消されます。

無理なく、長く続けれるペースでやってもられば最高ですね。


野球でも、ピッチャーは走り込みをします。

これは下半身が安定して球速アップ、制球力アップと言われていますが厳密にいうと違います。


同じ投球フォームを続けていると、その型通りの歪みが作られます。

走り込みをすることで歪みを整え、力の伝達を助けているんです。

重心の補正です。


この重心の補正ですが、膝の痛み、股関節の痛み、腰の痛みの原因となっている場合が多いです。


僕の場合ですが、特に何もした覚えがないのに膝が痛むことがあります。


そんな時に無理のない程度で散歩を続けると、いつのまにか膝の痛みがなくなっています。


この事実から一般的な見解として、筋力低下からくる膝の痛みが散歩を続けることで筋力アップし膝の痛みが消えた、こんな解釈をする方がほとんどだと思います。


しかし散歩で筋力アップ?そんなバカなって感じです。

人をおんぶして何時間も毎日歩けば話は別ですが、軽い散歩程度で筋力アップはできません。


筋力アップのお話で、こういうことがあります。

ある方がリハビリ施設でマッサージやストレッチ、そしてレッグプレス、レッグカール、レッグエクステンションといった筋トレで膝を強化してたみたいです。
しかしいつまでたっても膝は痛いまま、というより痛みが悪化してるということがありました。


もうツラくて通院が嫌になり、リハビリを辞めて散歩でもするかーってなったみたいです。

それからしばらくすると、いつのまにか膝の痛みがなくなっていたというのです。


そう膝関節の痛みは筋力が原因ではなく、重心の問題だったんです。


人間って歩かなくなるとすぐ不調なにるんですよ。

揉めばいいですか?

お客さんから施術後によく言われることがあります。

「揉めばいいですか?」

この言葉は、痛みや痺れの原因となる筋肉をほぐせば症状は解消されるということから出たものでしょう。


自分でケアをすることはとてもいいことなので、揉むことをやめてくれとは言いませんが、揉むという行為は実はとても難しいのです。


筋肉繊維の方向や筋膜との関係、揉む時の手、姿勢など、気をつける事がたくさんあります。


良かれと思ってやっている事が、結果的に悪化させる事があります。


なので、安全に確実にケアをするには手を当てる「愉気法」を勧めています。

手を当てるだけですが、効果は揉むよりも確実にあります。


やってる感はあまりないので受け入れられにくいですが。


なので、揉むよりも愉気法がベターですがそれでも揉みたい人に言いたい事があります。


筋肉は強く揉まない事。

筋肉繊維を潰す方向には揉まない事。

揉む時の指を力ませない事。

対象となる筋肉付近の関節を動かしながら揉む事。


最低でもこれらは守って下さいね。