部活動の闇

部活動で体を痛めて来院する学生って結構多いです。


その中で最も多いのが腰痛。


同じ腰痛でも、競技によって原因が違うことが多いです。


お尻の筋肉からくるもの、脚の筋肉からくるもの、お腹の膜からくるもの、など。


痛い箇所を温めてほぐしてやれば一時的に楽になりますが、すぐに痛みが再発しちゃいます。


オーバーワークでない限り、痛い箇所を引っ張っている筋肉を緩めないと根本的には変わりません。


その引っ張っている筋肉を緩め、その筋肉がなぜ緊張状態なのか解決しなければなりません。


その筋肉の緊張を作り出している原因として、関節の滑らかさが無いことあげられます。


ここでいう関節の滑らかさとは、可動域とは違います。


可動域を広げなくちゃいけない競技(柔軟性が点数に結びつく)以外、多くの競技では可動域は特に必要なく、滑らかさと固定できる関節が求められます。


関節の滑らかさとは、その関節周りの筋肉がスムーズに伸び縮みできることです。


関節の固定とは、その関節周りの筋肉が伸びた状態or縮んだ状態で維持できるかです。


これができない学生が多いこと。


股関節や脊柱が硬いので、試合中の動きを見ててもどこかぎこちないんですね。

逆にふにゃふにゃしてる子は単に筋肉がまだ成長していないので急性痛はありますが慢性痛になることは少ないです。


いろんな競技の選手たちを見てて思うことは、怪我が多い現象って今どこの部活動でも取り入れている体幹トレーニングの代償なのかなと。


あれってやる意味無いどころか、怪我を誘発させますね。


後は勝敗優先で指導している学校の顧問や外部コーチが、基礎体力の向上を無視し、体の使い方を指導せず大人のプレースタイルを学生に無理強いしていることです。


まずはしなやかな体を作り、そこから体に合わせた使い方を指導していくことが将来的に化ける選手を作るんですが、短い学生生活で結果優先で指導するとなるとこうなるんですかね?


指導者のエゴしか見えない、悲しい部活動の現実があります。
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