可動制限

極端に関節の可動域が狭い。
麻痺があって関節の可動域が狭い。


そういった方に、PNFという手技を使うことがあります。

簡単に言うと、運動神経に反射と抵抗を与えること。
そうすることで神経と筋肉の連動がスムーズに行われるようになります。


リハビリの手技でもありますね。


自分でアプローチ部位を動かす必要があるので、けっこう辛いですがこれをすると関節の動きが見違えるほど滑らかになります。


僕も大学の部活でよくやらされてました。


おかげで足首の怪我はなかったですね。


スポーツや私生活において、関節は可動域を広げることより、滑らかに動いてくれることが大事です。


柔軟性を追い求めるのではなく、連動性のある、滑らかかな体を目指しましょう!

愉気法

「愉気」
野口整体において、掌(てのひら)から「気」を集注(集め注ぐ)ことにより、体に内蔵されている本能的な自然治癒の力を呼び起こし、体の中の働きを高め、元気を呼び覚ます方法である。


Wikipediaにはそう書いてありました。

これは誰でも使えるものです。
子どもの頃、お腹が痛い時に、家族にそっと手を当てて症状を緩和させてもらった「お手当て」と似たものであると思います。


このお手当て、簡単なのに効果はすごいです。


痛みだけではなく、皮膚の炎症、胸の不快感、パニックなどにも効果があります。

ただ手を当てるだけ、それも皮膚に触れる程度の圧で、素晴らしい効果があります。


ぜひご家族のケアに使っていきましょう!

産後に必要なこと

産後の骨盤矯正。
かなり世間で認知されてきてますねー。


産後の骨盤は開いているので、骨盤矯正でしっかり閉じましょう!
世間ではそう言われてますが、実際のところ骨盤は放っておいても閉じます。


骨盤を形成するいつくかの骨を繋ぐ靭帯は、産後に分泌されるホルモンにより縮んでいくからです。


本当に必要なのは骨盤矯正ではないと僕は考えています。


・産後の内臓調整
・産後の胸郭調整
・産後の呼吸指導


この3つが大事です。


産後の悩みとして、
・ポッコリお腹
・母乳
・尿もれ
などが上げられます。



これらの大元は、残念ながら骨盤ではありません。
要因のひとつでしかありません。


お腹が大きくなるとそれに応じて胸郭も広がります。
この胸郭は産後も狭まることなく広がったままなのです。
胸郭が広がると呼吸が浅くなります。



妊婦さんは反り腰で体のバランスをとります。
そこで背中が真っ平らになる人が多いです。
猫背ではなく、ストレートになります。
そうすると背中や首の筋肉が縮んだ状態で痛みがでてきます。
反対に胸の筋肉は伸びた状態なので、血管やリンパ管は細くなります。
そう、乳腺もです。


そして出産はお腹の力が著しく低下します。
下腹部の力が抜けてしまうんです。
ひどい下痢をしてる時みたいな、力が入らない状態ですかね。
それは息を吐く力が低下し、内臓下垂を引き起こすことになります。




このように、妊婦時代に産後の不調となる原因は作られていくのです。



なので産後は出来るだけ早めにその原因を直していく必要があります。



それには胸郭と内臓、そして呼吸を整える整体が必要であると思ってます。


単なる骨盤矯正だけでは、何も変わらないんですよ。


産後の骨盤矯正。

魅力的なワードですが、まずはご自身の体に何が必要かを考えてみましょう!

施術後の注意

整体、鍼灸、マッサージ、などの施術後に体がだるくて思うように動けなくなることがあります。


強烈な眠気に襲われたり、フラつくこともあります。


これは筋肉を緩めすぎて起こります。

痛みがあるからといって、闇雲に筋肉を弛緩させることは危ないです。


帰り道に車の事故にあったり、転んで怪我をする可能性が高くなります。


筋肉は適度にハリを持たせることが大事なことです。


そうすることで、安定した動きができる状態に保てます。


何でもかんでも緩めて痛みを誤魔化した施術をしていると、翌日に症状がまた出てきます。


本来なら施術後2〜3日経つとベストな状態になるのに、施術直後の結果を追ってしまうと施術が全て無駄になります。

よく、何度施術してもすぐ症状が戻ってしまうのは長年の歪みがキツイからで、しばらくは頻繁に通う必要があるという話を聞きます。


そんなバカな話があるかって感じです。

1週間に2〜3回通わないといずれ歩けなくなる、ガンになる、と脅してることろもあるみたいですね。


ひどい話です。


脅して煽るなんて。


全ては施術者の都合ですね。


自分の無知を認識できてないのがタチ悪いです。


体を治すのは自分の治癒力です。

その治癒力で治すにはある程度時間をかける必要があります。

施術者はそのきっかけを作ればいいんです。

不調の原因を特定できずに1週間に何回もずっと通えと言うのは、治癒力を無視して患者さんを騙している詐欺師のように思えます。


なんでも歪みが原因だと言っているところは注意が必要かもしれませんね。

基準

最近よく質問されること。

「どこに歪みがありましたか?」


整体屋らしくないですが、僕は歪みを直そうとはしてません。


結果としてそうなっている場合はあるかもしれませんが、そもそも歪みはどこを基準に歪みと言うのか。



右の骨盤が上がっている?
それは左の骨盤が下がっている?


右足が短い?
左足が伸びているんじゃなくて?


そういった視点で考えると、そもそも歪みは何を基準にしているのか。


なので僕は歪みを直すということは考えていません。


そしたら何をしているのか?


簡単に説明すると、しなやかな動きができる体に導いています。


ここでいう「しなやか」とは、可動域ではありません。

体が柔らかい人が良くて、硬い人がダメじゃないからです。


柔軟性で体調が決まるわけないからです。

ヨガやストレッチを否定しているわけではないですよ。


結果として関節が連動して動けるようになればいいのですから。



例えばしゃがむ時、足首と膝と腰と背骨がしなやかに連動しているか。

何かひとつ抜けると呼吸が止まり、負担が極端に大きくなり体を壊す原因になります。


この動作ひとつひとつの質を上げていくことを施術で大事にしています。


前置きが長くなりましたが、僕は人の体をみる時、動きの連動性を基準としています。


人の体をみる時に手足の長さ、骨盤の高低差、肩の高さなどを基準にする必要は全くないのです。