寒暖差疲労

寒暖差疲労とは

前日との気温差が5℃以上あり、自律神経の働きにより体温や血圧などを一定に保つために起こる自律神経の疲労のことです。


前日との気温差だけではなく、1日の中での気温差や気圧の変化(気象病)も大いに関係してきます。


体内を一定の状態に保つため暑い時は汗をかき(副交感神経)、寒い時は体を震わせます(交感神経)。

これが自律神経の働きです。



この自律神経の切り替えがうまくいかない状態(疲れ)が現代の様々な症状を引き起こしているようです。


特にこの時期は寒暖差疲労の方が目立ちます。


ちなみに台風の時期も同じような症状の方が多くなります。


寒暖差疲労と気象病ってどちらも自律神経の働きに障害が出てる状態なんですね。

さらにいうとアレルギーもです。


来院される方で多い症状

1.めまい
2.頭痛
3.食欲不振
4.不眠
5.ぎっくり腰

こんな感じです。


自律神経からくる不調って、一般的な筋肉のほぐしと骨盤矯正だけじゃあまり効果がありません。


浮腫みをとりつつ、血液の流れ、リンパの流れ、脳脊髄液の流れ、膜(ファシア)の滑走性、呼吸状態を整えなくてはいけないんです。


手法は何でもいいと思います。

整体、鍼灸、マッサージ、体操など的確にアプローチさえできれば。


もし自分で何とかしたいのならば、まずは汗をかくくらい運動(散歩も可)すること。

ご飯は食べすぎず間食をしないこと。
いつもの半分の量でいいのでしっかり咀嚼して食べること。

薬を飲まないこと。
はっきり言いますが、薬に依存していると自律神経の乱れは確実に悪化します。
漢方薬も同じです。
サプリメントも同じです。
それぞれの添付文書をよく読んでみて下さい。
副作用がありますよ、確実に。


健康オタクになる必要はないのですが、最低限の知識は持ちましょう。


現代人って要は体に毒が溜まりすぎてるんですよ。

現代生活において毒の摂取は避けられません。

大事なのは摂っても排出すること。
デトックスできる体です。


それにはシンプルな生活がいちばんですね。
お金をかけて色々なものを取り入れてもかえって悪化しますよ。


なので僕も施術では痛みをとる手法はあまり使わず、デトックスできる体に仕上げてます。

そもそも体の機能が正常に働いている状態だとだいたいの不調は自然に治ります。
痛みだろうがアレルギーだろうが、病気さえも。


なかにはそれだけでは治らない方もおられますが、そのために手技療法があるんです。

自然治癒力を阻害してるモノを排除し正しく働かせるために。


でもまずは、自分で出来ることやってみてください。

そのお手伝いや助言は惜しまずしますよ!

テーピング

キネシオテープというものがあります。

関節を固定するようなテーピングではなく、皮膚に置くようにそっと貼っていくものです。


目的は皮膚の下のリンパ液や関節液(滑液)の流れを整えるものです。

筋肉や関節をサポートしてくれる役目もあるので、関節の可動域や痛みのケアに適しています。


関節に水が溜まるっていう人には最適なテーピングでしょうね。

貼るだけでかなり楽になります。


僕もこのキネシオにはお世話になってます。

ハンドボールで膝をよく痛めるので。

無理をすると膝が腫れて曲げ伸ばしができなくなっちゃいます。


キネシオを貼ることで腫れの治りが早くなるし、体も軽くなるし、日常生活に支障があるレベルまで痛めてしまった時に貼って非常に助かってます。


このキネシオの貼り方も色々あって、ネットで検索するとたくさん出てきます。


僕もネットで調べたり、自分で考えて貼ったりしてます。

今では自己流で症状に合わせたいろんな貼り方ができるようになりました。


もし自分にも貼ってほしいという方がおられたら、テープ持参でいらして下さいね。


ネットで出てる貼り方より効果のあるテーピングしますよ!

慢心

最近、申し訳ないと思ったことです。

お尻の痛みを訴える方の話ですが、当初はすぐ良くなるだろうって思ってました。

ちなみにお尻の痛みって女性に多く、人によっては腰痛だと訴えてくることも多いです。

病院ではお尻のどこが痛むのかで診断名も違うみたいです。


坐骨神経痛、椎間板ヘルニア、仙腸関節障害、梨状筋症候群など。


整体やカイロ といった手技療法には、これらの症状を改善させるセミナーが多く存在しています。


多くは首都圏で開催され、セミナー代は安くて2〜3万、高くて70万〜100万ってのもあります。

講習時間は短くて1時間半くらい、長くても7時間くらい。

セミナー定員数は少なくて5人程度、多いところだと80名くらいいましたね。

講師の時給、いくらなん?
って感じです。


しかもどこも似たような手技で、ちょっと形と名前を変えてるだけのところがほとんどでした。

ホンモノと言われるセミナーは一割にも満たない業界ですから。



話がそれましたが、こんなセミナーで症状別の手技を習っても現場ではあまり通用しません。


なのでお尻が痛い人に坐骨神経痛セミナーの手技や、仙腸関節障害セミナーの手技などをしても良くならないことが多々あるんです。



やっぱり大事なのは見立て。



しっかりとした検査をして、原因を突き止めればいいんです。


後は揉んでも、押しても、摩っても、撫でても、何しても効果ありますから。


今回はその見立てを誤り、なかなか回復できなかったです。



初回の検査で股関節の機能障害まではすんなりわかったんですが、それから股関節に関する手技を続けても症状が治まってこなかったんです。



結果としては下腹部のハリ、ファシアの滑走性低下からくるものだったんですが、ここにたどり着くまで1ヶ月かかってしまいました。


そこを狙うと股関節の機能が回復し、お尻の痛みも今までにないくらい落ち着いてくれました。


まだ気が抜けない状態ですが、なんとか目処がたちました。


股関節という狙いを変えず、手技を変えて色々とやってた時期に、なぜ徹底した検査をしなかったのか。


お客さんには大変申し訳なかったです。


どうも最近調子に乗ってたみたいです。


慢心が招いたものでした。



こんな恥ずかしいこと書きたくなかったんですが、自分への戒めとして残しておこうと思います。

一息塾のひとコマ



毎月二回の日曜に開催している一息塾です。

毎回テーマを変えてやっています。

はじめは呼吸法に特化した調整法を深く突き詰めていこうと思ってました。

でも、どうせやるなら多種多様な調整法を知ってもらい、楽しみながら続けてもらいたいなーって思うようになりました。


多種多様のメリットとして、視点を変えて体を調整できるので変化に相乗効果が生まれます。


言葉ではうまく説明できないんですが、動きの質が上がるというか、佇まいが変わるというか、そんな感じです。


今年6月からはじめてもう半年が経ちました。


この先どんな風に変化していくか楽しみです。

えんぴつコロコロ

日曜日に開催した一息塾のテーマは、背骨に力を通す、というものでした。


ワークの中のひとつに、えんぴつコロコロ、というものがあります。


僕が勉強してきた呼吸整体では「寝ゴロ」と言われているものですが、参加者さんの中に学校勤務の方がおられて「えんぴつコロコロ」と言ってました。


これをやるにあたっていつくか制約があります。

・両手を万歳し掌をぴったり合わせる

・足の内踝もぴったり合わせる

・肘と膝を曲げない

・半回転したらまた戻る

・腹圧と呼吸をニュートラルにする


こんな感じでやってもらうと、参加者さんたちは驚くほど出来ないんです。


これは体幹を鍛える幼児向けの体操、と言われてますが、実はそうではなく全身の力がスムーズに伝達するための体操です。


なのでこの体操を終えた後の参加者さんたちの感想で、


「体が軽くて関節に油をさしてもらったみたい」

「脱力ってこういう感じなんだ」


そう言ってもらえました。


力の伝達がうまくいくと、脱力という副産物まで生まれたみたいです。


不調体質の人ってほぼ全員と言っていいほど脱力ができないんですよね。